―― 那谷寺開創1300年記念「なた祭(さい)」――
霊峰白山の恵みをうけ
自然にやさしく包まれ
連綿と続く那谷の歴史
「“那谷”を後世に受け継ぐ事」がテーマです

平成27年「2年前祭」
平成28年「1年前祭」「半年前祭」
平成29年「本祭」
約2年がかりで開催される”なた祭”は
那谷寺を中心に、3町(那谷町、滝ケ原町、菩提町)が会場。
古来から伝わる伝統的な那谷寺大祭、
門前朝市、幻想的な灯り、音色・・・
地域の魅力を五感で感じて、価値を識る祭。
それが”なた祭”です。


なた祭 5つの行事

食と市

「食」を通じて日々に感謝し、いのちのありがたみを学び、人との交流を深める-かつては寺の前で門前市が開かれ、食物が集まり、人々が賑やかに交流していたのです。今でも全国各地の寺院で「市」が開かれています。”なた祭”でも平成27年5月より「那谷寺門前朝市」「那谷寺門前テント・軽トラ市」を季節ごとに開催、本祭に向けて規模を拡大していく予定です。「那谷寺に行ったら門前市がある!」とおなじみの光景になるかも!? そのほか、茶会や句会などの文化行事、高齢者の憩いの催し物も企画しています。

那谷寺門前朝市って?


那谷寺1300年祭実行委員会と那谷まちづくり委員会が主催する「那谷寺門前朝市」は、地場産のおいしさがいっぱい。新たな出会いで新たなご縁が結ばれるように願っています、那谷寺駐車場で午前8:30から正午までの開催予定ですが、おいしいものはお早めに!

近くには粟津温泉や山代温泉がある那谷寺。かつては、湯治客や参拝者たちが那谷寺へ参拝し、周辺のまちで買い物をし、温泉に癒されて帰るというルートがあり、四季を問わず活気にあふれていました。「車でそこだけ行けばいいではなく、周辺も楽しんでもらいたい思いから、様々なまち歩きイベントを計画中です。
さらに、那谷寺の魅力を再発見できる「納涼境内」「肝試し大会」「フォトコンテスト」も実地。好奇心をディープに満たす「修行僧体験ツアー」「自然智と五感イベント」「地蔵散策」もお楽しみに!


静寂の中、荘厳な寺院建築を幻想的に照らし出す灯り。想像しただけでも夢心地になりませんか?
今までありそうでなかった那谷寺の夜の拝観を”なた祭”のために実地します。平成27年・28年の夏に「那谷寺ライトアップ&万灯会」を開催、平成29年の本祭では、さらに上をゆくライトアップを予定しています。
また、平成28年には「那谷寺1300年芸能祭」「寺JAZZ」「能」なども企画。そのほか、参拝者による灯ろう祭りなどの参加型イベントとあわせて、普段とは異なる夜の那谷寺をお楽しみください。


1300年もの長きにわたり、歴史と文化が連綿とつむがれてきた那谷寺。あなたはどれだけ那谷寺について知っていますか?過去から受け継がれ未来へとつながる那谷寺の歴史文化を多くの人に知ってもらいたい思いで、「那谷寺検定」を新たに創設します。
平成29年の本祭にて「1300年祭記念誌」(現在資料収集・編集中)を発刊。併せて那谷寺と地域の歴史文化の理解を深める講演会やシンポジウム、寺町サミットなどを開催すべく、調査を進めています。


那谷寺と周辺寺町の魅力をより多くの方に感じてもらい、昔のようなにぎわいを取り戻したい。そのためにはまち歩きができる環境整備が大切と考えました。桜が舞い散る門前、蛍が照らす水辺・・・白山の恵みを受ける、この土地ならではの豊かな自然を守り、まちを花で彩るように動きはじめています。初めて訪れる人が迷わないように、周遊サインの設置や散策路を整えること。そして、かつての門前の風情を思わせる「参道シンボルロード」も整備計画中です。
また、白山信仰や白山修験道の聖なる歴史に触れる古道の復活もお楽しみに!